真皮のコラーゲンの役割って何なの?

「真皮」という言葉を聞いたことがある方もおられると思います。
真皮は表皮の内側にある組織で、肌の組織の大部分をとなります。
皮下組織を除くと2ミリくらいの厚さです。
そしてその真皮は、線維状のタンパク質で構成されています。それがコラーゲンです。そうなりますと、肌は大部分コラーゲンでできているな・・ということがわかると思います。
真皮の間には「ヒアルロン酸」「エラスチン」もいます。この言葉も聞いたことありますよね。これらがコラーゲンと相互に協力しあって、肌に弾力を与えています。真皮には、他にも血管やリンパ管、汗を分泌する腺などがあります。
真皮の働きって、では一体何でしょうか?
その働きとは肌の弾力を保つクッションのようなものです。そのほかに血管なども含まれているので生理機能としても活躍しています。
肌に血管があるのはご存知の通りですが、真皮全体にあり、動脈や静脈につながっています。肌にある血管は、体温調節にもかかわっています。
暑さや寒さで、血管を通じて血流を調整しているわけですね!

 

真皮とコラーゲンの関係を知って美肌に!

真皮成分の大部分を占めるのがコラーゲン線維です。
真皮のほとんどを占めているのですから、この成分を活性化すれば弾力ともに肌がきれいになるのもうなづけますよね。
これはタンパク質で、体を構成するたんぱく質の3割に当たるのがこのコラーゲン繊維です。
およそ20種類以上のタイプが存在していて、8割はⅠ型です。
その線維の合間にはエラスチン線維がいます。
線維は強度を持っており、この成分を活発化することがお肌や血管をスムーズに動かす役割など、体の活発化に貢献することができるのです。
エラスチンは水にとけません。
軟骨・腱や靭帯などに多く含まれています。

真皮におけるコラーゲンとの関係論文は次のようなものもあります。
食品やサプリ、保湿コスメなどで真皮にかかわる成分を積極的に摂ることは有効なんだな、ということがお分かりいただけると思います。

 

エリスロマイシンおよびその新しい誘導体EM201のヒト皮膚真皮由来培養線維芽細胞のI型コラーゲン産生に及ぼす影


獨協医科大学皮膚科学 Dokkyo journal of medical sciences 35(1), T83-T91, 2008-03
真皮の主成分であるI型コラーゲン発現の調節は,真皮膠原線維の増加する皮膚線維症と,逆に減少する皮膚萎縮症および皺のメカニズムや治療を考える上で極めて重要である.近年マクロライドの抗菌作用以外の薬理作用が注目され,線維芽細胞(FB)の増殖, I型コラーゲン発現の活性化,肺線維化を抑制する作用が報告されている.今回我々はエリスロマイシンA (EMA)および新しい誘導体EM201のFBのI型コラーゲン産生に対する影響を検討した.細胞増殖能は細胞数を計測し増殖曲線により,コラーゲン生合成はFBへの[2,3-^3H]プロリンの取り込みとフルオログラフイーにより, mRNA量はノーザンブロットで,遺伝子転写レベルはルシフェラーゼアッセイで測定した. EMAはα1 (I)鎖およびα2 (I)鎖コラーゲン生合成を最大で約1.7倍に増加, α1 (I)コラーゲンmRNA量を最大約1.5倍まで増加させ,同遺伝子の転写を約2.0倍に増加させた. EM201はα1 (I)鎖およびα2(I)鎖コラーゲン生合成を最大で約2.3倍に増加, α1 (I)コラーゲンmRNA量を最大約2.5倍まで増加させ,同遺伝子の転写を約3.0倍に増加させた. EMAおよびEM201はヒト皮膚FBのI型コラーゲン発現を活性化し,それは主に転写レベルでなされると考えられた.

 

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