目元のくすみの原因と対処法について

皆さん目元のくすみって気になりますよね。目元にくすみがあるとそれだけで一気に老けて見られてしまいます。化粧でくすみをカバーするのも1つの手ですが、根本的な改善も目指したいところ。今回は目元のくすみがなぜ発生するのか、またその対処法についてまとめました。目元のくすみにお悩みの方必読です。

目元のくすみとはどんな状態のこと?

まず初めに目元のくすみとはどんな状態のことを指すのかをご説明します。くすみとは、医学的には「色素沈着症」を意味します1)。皮膚の色は、皮膚の中の特別な細胞であるメラノサイトにおいて作られる、メラニンという物質に影響を受けており、何らかの原因によりメラニンの産生が過剰になると肌の色が濃くでます。これが肌における「くすみ」の状態です。

目元のくすみの原因は?

目元のくすみの原因として「紫外線」があります2)。紫外線により、メラノサイトにおけるメラニンの産生が過剰になり、くすみができてしまいます。また、紫外線を長期間にわたって浴びてしまうと、紫外線から肌を守るための仕組みとして、肌の奥深くにメラニンを大量に産生してしまいます。この状態を一般に「日焼け」といい、長期間にわたってくすみができる原因になります。

目元の皮膚は他の顔の皮膚と比べて、非常に薄くなっています。そのため、紫外線の影響を受けやすく、くすみが発生しやすいのです。

目元のくすみを改善するためには

上では目元のくすみの原因を取り上げました。ここでは、そんな目元のくすみを改善するためにはどうすれば良いか、対処法をご紹介していきます。

ビタミンC

初めにご紹介する、目元のくすみを改善するための対処法はビタミンCの使用です。ビタミンCは自然界に存在する天然の抗酸化物質の一つで、野菜や果物などに多く含まれている栄養素です。現在では、色素沈着症の治療として世界中で広く用いられています。

紫外線が皮膚にまで到達すると、活性酸素を発生させます。活性酸素は皮膚の細胞を壊す働きがあり、肌にくすみができやすい状態にしてしまいます。その活性酸素ができてしまうのを防ぐのがビタミンCの働きです3) 。活性酸素を中和し、発生を抑制します。ビタミンCが、活性酸素による肌の被害を食い止めてくれるのです。

また、ビタミンCの働きは活性酸素の産生を抑制するだけではありません。ビタミンCは、皮膚でメラノサイトからメラニンを形成する際に働く酵素である、チロシナーゼが働くのを妨げる働きがあります4)。ですので、ビタミンCを摂取することで、メラニンの形成を抑制することができ、くすみの予防になるのです。また、ビタミンCは経口摂取するだけでなく、クリームなどの化粧品として局所的に使用しても効果があるとされていますので、サプリメントとして服用しても、化粧品として使用しても良いでしょう。

コラーゲン

コラーゲンも目元のくすみを改善するのに役立ちます。コラーゲンは人間の体内で最も多く存在するたんぱく質だと言われており、骨や筋肉、皮膚などを構成する成分の1つです。コラーゲンは人間だけでなく、豚や魚などにも存在しており、これらの動物から採取したコラーゲンを分解して添加したものがサプリメントや化粧品として市販されています。

目元のくすみを改善するためには、肌の状態を正常にすることが必要です。目元は、顔の皮膚の中でも特に薄い部分で、それゆえ少しでも皮膚の状態が悪いと、紫外線の影響を強く受けてしまいます。ですので、皮膚の水分量を多くし、弾力性を増加させ、皮膚の状態を正常化させることが目元のくすみを改善するためには重要なのです。

コラーゲンを摂取することで、皮膚の状態を正常に近づけることができます。コラーゲンを経口摂取することの有効性は多く報告されていますが、今回は結果の信頼性の高い研究をご紹介します5)。この研究は、コラーゲンの分解物であるコラーゲンペプチドを経口摂取した場合の皮膚の状態を観察しており、コラーゲンの摂取により、皮膚の水分量や弾力性が向上したことを報告しました。これは、皮膚の状態が正常に近づいたことを意味しています。皮膚状態が改善することで、紫外線への抵抗力が強くなり、くすみの改善に効果が期待できると考えられます。ですので、コラーゲンを摂取することで、目元のくすみを果然する効果が期待できるということになります。ただし、ビタミンCと違い、コラーゲンは直接皮膚に塗った場合の有効性は報告されていません。コラーゲンを摂取する場合は、サプリメントやドリンクの形状で摂取した方が良さそうです。

まとめ

今回は目元のくすみの原因とその対処法をご紹介しました。目元にくすみがあると、一気に不健康な印象になってしまいます。今回はそんな目元のくすみの対処法として、ビタミンCとコラーゲンをご紹介しました。参考にして下さい。