加齢とともに減って行くコラーゲン

みなさんのコラーゲンは体内で生成されるものなのですが、なんといつまでも、ガンガン
作られるわけではありません。量が ピークは意外と速くて20歳というのですから、びっくりですね。 あとは減少のみなのです。40代になると20代の10-20%程度の減少。
もちろん個人差があります。

思っていたより減少してないじゃないの!と思う人もいるかもしれませんが
お肌を占めるコラーゲンはなかなかターンオーバーが遅いので減少すると次は何年後なの?という感じのゆっくりの再生率なのです。だから減少し続けたら次が来るまで枯渇状態です。これがしみやしわ、衰える肌を作る原因に。
ハリ感が欲しければこの成分の状態を良くする事。何と言っても弾力をつかさどるのがこの成分なんですから・・弾力がなくなったら「しわしわ」になるのも無理がないですよね。
ただ、40代だからとあきらめる必要はありません。40代でもつやつやでターンオーバーがし易いような体づくりと適度なコラーゲン補給に努めればいいわけです。
それから、この成分の減少だけでなく肌の衰えの原因は、紫外線を浴び過ぎている人程早いと言います。コラーゲンも紫外線によりダメージを受けるので、寄り拍車之かかった老スキンを生みだすのです。

この成分の働きと言えば、皮膚の弾力を保つ、細胞同士をつなぎとめる、ということですが、他に関節のクッション役もしているのはご存知かと思います。

そして、一般的に質も低下してきます。減少するのは理論上仕方ないのですが
諦めることはありません。40代の方が20代よりキレイで質の良いコラーゲンをもっている人もいるのです。どうやって質の良い成分を維持すればいいのでしょうか?

 

量が減っても質の良いコラーゲンなら40代でも輝ける

コラーゲンは、肌の「真皮」の80パーセントくらいを構成しています。
大きなシワやたるみは、コスメケアなどだけではなかなか、
解決しにくいものです。となると体の中からの改善が必要となります。

減少によって関節の痛みなどの症状が出ることもありますから、お肌以外でも注意が必要ですね。
魚の「煮こごり」は魚に含まれるコラーゲンが煮汁に溶け出して固まったものです。鶏手羽先もこの成分が含まれますが、いずれも大量に食べるには他の脂肪もとってしまいますね。ビタミンCが体内でコラーゲンとして活躍するには必要不可欠です。

加齢とコラーゲンの関係は以下の論文でも述べられています。

加齢にともなうⅢ型コラーゲン/Ⅰ型コラーゲンの比率の減少メカニズム:
~Ⅲ型コラーゲンプロペプチド切断酵素meprinの加齢変化~The Reduction Mechanism of the Type III/I Collagen Ratio with Aging: Age-related Change in Meprin, a Type III Collagen Propeptide Cleavage Enzyme

真皮のコラーゲン線維はⅠ型およびⅢ型コラーゲンから構成されており,加齢とともにⅢ型コラーゲン/Ⅰ型コラーゲンの比率が減少する。また,これが真皮の物性に影響を及ぼすと考えられている。コラーゲン分子は,線維芽細胞において,プロ体として合成,分泌されたのち,酵素によりN末端およびC末端のプロペプチドが切断されることで互いに会合し,コラーゲン線維を形成する。今回,コラーゲン線維におけるⅢ型コラーゲン/Ⅰ型コラーゲンの比率の加齢にともなう減少メカニズムを調べる目的で,Ⅰ型およびⅢ型コラーゲンのプロペプチド切断酵素の加齢変化について検討した。また,Ⅲ型コラーゲンのプロペプチド切断酵素であるmeprinに及ぼすスクシニルブリオノール酸2Kの効果についても検討した。その結果,Ⅲ型コラーゲンのプロペプチド切断酵素meprinの発現は,Ⅰ型コラーゲンのプロペプチド切断酵素BMP-1およびADAMTS-14よりも加齢とともに顕著に減少した。また,スクシニルブリオノール酸2Kは,meprinの発現を促進した。以上から,Ⅲ型コラーゲンのプロペプチド切断酵素がⅠ型のそれよりも顕著に減少するということが,コラーゲン線維中のⅢ型コラーゲン/Ⅰ型コラーゲンの比率を低下させる一因であると考えられた。また,スクシニルブリオノール酸2Kにmeprinを増加させる効果が認められたことから,加齢によるmeprinの減少を防ぐことでⅢ型コラーゲン/Ⅰ型コラーゲンの比率の減少を抑制し,真皮の物性変化を改善できると示唆された。

  • 日本化粧品技術者会誌  

日本化粧品技術者会誌 47(4), 278-284, 2013 

ということは、コラーゲンの減少はあるが、ペプチドの状態やビタミンCを一緒に摂れば改善が見込まれていると言うことが解りますよね。
また酵素のことも言われているので、この成分だけでなく相乗効果のある成分を摂ることが改善の近道であることが良くわかりますね!