人間の身体に不可欠なコラーゲン

コラーゲン、コラーゲンというけど、それが欠乏するとどんなことが
起こるのか?ということまではあまり考えたことがない人も多いようです。

まず「お肌がぼろぼろになりそう」ということは何となくわかりそうですね。
なぜなら「プルプルのもと」であったり「弾力」ということは学術的なことでも皆さん
雑学でお分かりのようだからですね。

それから次に言われるのは関節についてですね、ここはお肌程ではないにしろ
クッション役をしていると言うことを知っている人も、実はいます。

年齢を重ねると、腰や膝などの関節痛があります。
立ったり、座ったり、動いたりという行動がしづらくなり、しゃがんだりする、
曲げることも・・・という風に拡大していってしまうのです。

加齢とともに回数や痛みの度合いも増えていきます。これは年齢もありますが、その人の生活習慣にも影響があります。若くても体が年よりのような人もいますから。
コラーゲンが足りないと恐ろしいことが起こりますね。

これらの痛みや関節、骨や軟骨にもコラーゲンは自然に存在するので、痛みを和らげるため、健康維持のために摂取することは、理論的に間違ってはいないのです。

さらにコラーゲンが軟骨の再生に効果があることは分かっています。
でもそれが、体の様々な箇所へちゃんと行き届いてくれるのか?と思う人もいると思います。

 

 

関節が痛いのに肌がきれいになったりしない?!とか(笑)。

 

そりゃ両方治れば一番いいですし、肌が気になる人も関節の動きが良くなったり、関節が気になる人も肌が良くなったりすりゃいちばんいいと思いますよね。

まあおまけみたいなもので・・

結論からして人間の体って、きちっと「すべき所にうまく働いてくれる」ものなのです。
脳が栄養を取り入れて指令を出すのは、必要なところから。

考えてみてください。
寝ている間に呼吸が止まっているでしょうか?
しっかり意識がない間も動いてますよね、心臓も。
これって「必要な所には必要なことをせよ」という脳の指令がきちんと身体にいきわたっているから。寝ている間も身体は休みません。

心臓を動かし、血液を送り。これを基礎代謝と言います。人間のほとんどのカロリーはこの基礎代謝に使われるのです。ですので基礎代謝をUPすると太らない身体になるというのは「基本が出来ているから燃えやすい身体だよ」という意味なのです。

でなきゃ、毎回寝るたびに呼吸が止まっていたらびっくりです。
そして寝ている間に肌や細胞の取捨選択をし、要らないものは翌日便になって、尿になって出てきます。

これがうまくいかないのは「脳と自律神経」がうまく回ってない人です。
ですのでコラーゲンを取り入れてちゃんと脳が働いていたら身体に必要な所へまわってくれるはずなのです。逆に脳がちゃんと正確な指令を出すために、必要なエネルギーとして
ブドウ糖(脳のえさがブドウ糖ですから)を取り入れてないとちゃんとした指令を
出せない事になります。

これらのバランスが取れていて初めてコラーゲンの活躍が見込めるのです。
しっかり、バランスよく続けて取り入れていきましょう。

 

必要不可欠なコラーゲン、どうやってうまく摂る?

コラーゲンが不足すると・・・

○肌は弾力を失い皺が目立つ
○しみもできやすくなる。
○美白にも程遠く
○年より老けて見える
○関節も動きにくくなるので怪我が多くなる
○歩きにくく、曲げにくい関節になる
○骨がもろくなる

といったことが起こりますとお伝えしました。
こんな怖い事を避けるためにはどうやってうまくこの成分を体に
取り入れるかがキーポイントだと思います。

いくつか効果的にとりれる方法がありますのでご紹介します。

○コラーゲンと同時に他のタンパク質は大事です。
一日に卵1個、肉、魚を適量、大豆製品をとりましょう。できれば
身体を作る夜に摂りましょう。(朝昼だと消化、基礎代謝で
エネルギー変換されてしまいます)
穀物にもタンパク質はあるので、炭水化物も適度に必要です。

○エラスチンやヒアルロン酸、ビタミンと摂る
ビタミンは食品でとろうとすると意外と大変。熱に弱かったりして、効果が減ってしまうこともあるので、大量にとる必要がないため、ゼリーやサプリ、ドリンクでコラーゲンとビタミンCを併用することをお勧め。また、ヒアルロン酸やエラスチンも緒に摂りたい成分です。欠乏しないようにしましょう。肌、体、髪が元気になりますよ。

 

 



コラーゲンペプチド経口摂取による皮膚角層水分量の改善効果Improvement in the Moisture Content of the Stratum Corneum Following 4 Weeks of Collagen Hydrolysate Ingestion

魚鱗コラーゲンペプチド(2.5g, 5g, 10g)の3用量の用量設定と豚皮コラーゲンペプチド(10g)の有効性確認を目的に,プラセボ群を設定して各々を4週間摂取して摂取前後の皮膚状態の変化を二重盲検法で比較した.その結果,魚鱗コラーゲンペプチド摂取によりその用量に応じて角層水分量の増加傾向が見られ,特に,30歳以上を対象とした層別解析で魚鱗コラーゲンペプチド5g以上の摂取により角層水分量の有意な増加が認められた.一方,豚皮コラーゲンペプチド摂取では有意な変化は得られなかった.この結果から,魚鱗コラーゲンペプチドの摂取は角層水分量の増加に有効であると考えられた.また,その他の評価項目(経表皮水分蒸散量,皮膚粘弾性,皮膚所見)に関しては,コラーゲンペプチド摂取に起因すると推定される変化は認められなかった.

収録刊行物

  • 日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology  

日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology 56(3), 137-145, 2009-03-15 
日本食品科学工学会