コラーゲン効果で骨密度UPカルシウムとも仲良く

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骨密度とコラーゲンについて

骨密度という言葉は、皆さんなじみがあると思います。
骨密度は骨の土台の指標と思っていただくとわかりやすいと思いますが、これにも
コラーゲンが重要な役割を果たしています。どのようなものなのか見てみましょう。

■骨密度とは

骨密度とは・・・骨の強度を表す指標のひとつです。

(1)一定容積の骨に含まれるカルシウムの量
(2)マグネシウムの量
(3)ミネラル成分の量
などを測定します。
骨密度はBMD(bone mineral density)とも呼ばれています。

■骨密度が低いとどうなるの

骨密度が低いとどうなるのでしょうか。骨密度は若いうちに育成されて、20代がピークとされています。徐々に年齢とともに減少します。
最近では若くても骨密度が低い傾向が見られ、食生活や運動習慣なども問題視されています。

骨密度が低いと・・・
(1)骨粗しょう症になりやすくなります。
(2)骨折しやすくなります。

古い骨が代謝により新しく生まれ変わることもできず、古い壊れかけたまま・・というのは骨密度が低い状態であり、骨粗しょう症の状態になるのです。

■骨密度が低くなりやすい年齢は

一般的には、女性の場合は更年期、閉経を迎えると骨を維持する女性ホルモンが低下する関係で、男性よりも急に骨密度が低くなるとされています。男性の場合も、中年期以降(50代~)で徐々に骨密度が低くなることが多いようですが、前立腺のがんやベジタリアンなどは一般の人より骨密度が低くなりやすいともいわれています。

さらに年齢以外でも、コラーゲンが大きく骨密度にかかわっていることが解ってきました。
そうなれば、骨密度の低下はコラーゲンで予防できることになります。

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骨密度をあげるには

■新しい骨が作られるサイクルと骨密度

コラーゲンは重要な細胞の結合をはかる調整役、たんぱく質です。

私たちの体は・・・
(1)細胞と細胞がつながりあって構成しています。
(2)この細胞の構成要素であるタンパク質が軟骨や骨を丈夫にする役割を果たしています。
(3)コラーゲンはたんぱく質で構成されています。
(4)骨の基になる構成要素の9割はコラーゲンでできていると言われています。

ゆえに土台であるコラーゲンを補充してあげることは、骨が新しく作られるサイクルを円滑にしてくれるのです。この作業がスムーズなら骨密度もUPします。

骨の出来るサイクルは…
(1)コラーゲンにカルシウムが付着します。
(2)そこで初めて骨になります。

コラーゲンがもとになって骨の土台を作り、カルシウムやリンがくっついて骨になります。この土台を骨芽細胞と言います。コラーゲンを補給すれば、順調に新たな骨の土台が作り替えられていくのです。

■骨の基礎はコラーゲン?カルシウム?

先に述べたように、コラーゲンにカルシウムがくっついて骨になるので、骨の基礎はコラーゲンが重要であることがわかります。土台がしっかりしていないのに、カルシウムばかりをとっても骨にならないのです。

以前は骨がもろくなるのは、カルシウムと骨密度の関係だといわれていて、カルシウムだけをたくさん摂ることを推奨する風潮があったのですが、実はそれだけではダメだということが近年わかってきたのです。

骨の作り直しのサイクルがうまくいかないために起こるのが骨密度の低下です。骨の基になる9割はコラーゲン、残りの1割は非コラーゲン性タンパク質といいます。ですからコラーゲンを効率よく補給することが、骨密度をあげることにつながります。

■食で骨密度は上げられるか

食から骨密度をあげることは可能なのでしょうか?
私達は食品からコラーゲンを摂ろうとすると、比較的高カロリーなものに偏りがちです。
〇煮込みや豚骨スープ
〇煮こごり
〇手羽先
〇ふかひれ、魚の皮
などから溶け出したコラーゲンを摂ることができます。しかし毎日、鳥の皮や豚骨、煮こごりばかりを摂るわけにはいきませんね。さらにコラーゲンは熱によって溶ける性質を持っています。

コラーゲンが熱によって変成したものが、私たちになじみの深いゼラチンです。しかしゼラチンだけ食べることもあまりしません。ではどうやって効率よくコラーゲンを摂ればよいか?ということについては後ほどまとめてお伝えします。

その前に、骨密度が下がる原因も見ておきましょう。

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骨密度が下がる原因

■骨密度と活性酸素

古くなった骨は、新しい成分に修復、再生が行われます。この骨の新陳代謝がうまくいくことで、骨の健康を保っているのですが、バランスが崩れて古い骨を作り変えることができなくなると、骨密度が低下してしまいます。
そのバランスが崩れる原因というのはいくつかあります。

⇒ビタミンB6、B12や葉酸が不足すると活性酸素が発生し、骨密度が下がります。
⇒加齢による老化で作り変えの代謝が衰えると骨密度が下がります。

■骨密度とタンパク質の減少

⇒年齢や代謝低下で骨のコラーゲン繊維が老化すると骨密度が下がります。
⇒タンパク質が減少することも骨密度の低下につながります。

さらに糖尿病などの場合も、骨密度が下がります。
これをコラーゲンの糖化と呼びます。糖化は、皮膚、骨(骨粗鬆症や骨強度低下)、関節などの老化や疾患を招きます。

骨密度とコラーゲンの研究例は

国立感染症研究所によれば、次のような研究例が発表されています。

このようにコラーゲン摂取を効率的にすることで、骨密度が増加することが発表されています。

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効率の良い骨密度UP法は

■骨密度のためのコラーゲン摂取法

では、効率の良い骨密度UPのためのコラーゲン摂取法をチェックしましょう。研究例のように食品よりもゼラチンで骨密度がUPしたとされていることに着目します。
ゼラチンばかりを食べることが出来ない私たちは、ゼラチンをさらに分解して分子を低分子にしたもの、コラーゲンペプチドといわれる吸収しやすいコラーゲンサプリを活用しましょう。

〇コラーゲンペプチドのサプリで吸収力を高める
・・・コラーゲンペプチドは、食べるだけで私たちの体の中で、吸収されます。低分子化したコラーゲンペプチドは、大きな分子量のまま吸収されるといった報告があります。

■ビタミン類も骨密度に大切

〇ペプチドをビタミン類やビタミン配合のサプリと摂る
・・・ペプチドの摂取は柑橘類の果物などと一緒に摂ることによってコラーゲンの育成を促進できるとされています。ビタミンCが有効ということは製薬会社や健康食品会社などでも提唱していますので、相互効果が期待できます。

■コラーゲンで代謝を落とさずに骨密度を保つ

吸収しやすい理想の形であるサプリでコラーゲンを摂るのは有効なのですが、日常生活でも骨密度を守る心がけが大切です。代謝を落とさずに骨密度を保つ生活ポイントは・・・
ポイント1:規則正しい食生活を1日3食。
ポイント2:ビタミンB6、B12や葉酸を適度に採る。サプリ類が便利。
ポイント3:ジャンクフードやインスタントをできるだけ控える。(代謝を落とすため)

普段からの心がけとちょっとした知識がコラーゲンを有効活用し、美容と健康に大いに役立つのですね。

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